とあるSalesforce親方の日記

ちょっと長いことSalesforce開発やってます。

チームスピリット Advent Calendar 2022:SWTTのTrue to the Coreに呼ばれた話

この記事はチームスピリット Advent Calendar 2022の1日目の記事です。

(丸1年ぶりの記事とか言うな!)

adventar.org

SWTTの思い出

先日11/29-30は2日間にわたり「Salesforce World Tour Tokyo 2022」が開催されていました。3年ぶりの現地開催があるということで、発表時より大変楽しみにしておりました!現地で久しぶり、あるいは初めてご挨拶ができた方もいらっしゃって大変光栄です。業務の傍らでオンラインで視聴されていた方もいらっしゃるかと思います。まだ見てない方は、これからアーカイブ見てくださいね!(12/7配信開始らしいです)

www.salesforce.com

 

本題:True to the Coreについて

さて今回の目玉セッションとして紹介したいのが、日本初開催のコンテンツとなる「True to the Core」です。意外とぶっこんだ内容が質問できるようなので、チームからヒアリングしていた1件と、もう一つちょっと日頃から気になっていたことを投稿してみました。

ちなみにUSではこんな質問があったそうです。

  • モバイルアプリのオフライン操作できないの?
  • 動的フォームがあったらページレイアウトはどうなるの
  • 権限セットの画面が操作しにくい
  • Classicって、そのうち終わるの?

 

応募の結果は

正直、かなり個人的な思い(私怨?)の籠った内容を書いてしまいました。これ公衆面前で答えられるか?という心配がすごくあります。

そんな風にやきもきしていた矢先、そろそろ締め切りかという頃に1通のメールが・・・

 

・・・当選した!?マジで!!?

しかも自分が全部書いた方、ちょっと信じられません。

どのような心境で臨めばよいのでしょうか?憧れのレジェンドとの邂逅なのか、エンジニア同士のまったり歓談なのか、悲痛な訴えなのか?

・・・これはケンカや!喧嘩売って買われたからにはやったる!!

そんな感じでモチベーション上げて(?)当日に臨みました

 

補足:投稿した文書はこちら

私は2010年からSalesforce開発に従事していました。その頃はまだフローやLightningページもなく、標準画面でできないことはVisualforceによる画面開発、JavascriptボタンやApexトリガの開発を行っていました。つまりDeveloperは多くの役割を担っていました。 今はApexでしかできなくなった事もどんどんフローが担えるようになり、画面もリッチなカスタマイズができるようになり、他システム連携も簡単にできるようになりました。 Salesforceプラットフォームの機能は拡張されていますが、それに伴い真にDeveloperの技術を必要とする場面は少なくなっていると感じます。その上、高度な技術・知識を持った設計者としてArchitectが定義され、技術はDeveloperだけのものではなくなりました。 2022年現在そして未来において、Salesforce Developerが担うべき役割とはどのようなものでしょうか?私たちがコーディングによって作るべきものは何なのか?それを定義したいです。 

そして当日

ついにその日が訪れました。SWTT Day1です。本番は17:30開始の最終セッション、それまでどう過ごしたかというと・・・

いっぱい2shot撮っちゃった

ハイ、完全に浮かれておりますね。でも楽しかったからしゃあない!

何を喋るべきかと心の中で反芻し続け、一抹の不安を残しながらその瞬間を迎えました。

壇上に並ぶSalesforceのExecutiveたち、会場後方からそれを睨むように並ぶ質問者たち。ついに決戦の時が来ました。この日のために久々に掘り出したLightning Championのグッズを身に着け果敢に臨みました。

 

教えてください。SalesforceのDeveloperは今後何を担うのですか?コーディングで何を作れば良いんですか?

 

・・・その模様は、ぜひアーカイブ配信にてご覧ください。

(12/7 アーカイブ配信されました!

event.salesforce-japan.com

振り返って

この晴れ舞台で、日本のSalesforce開発者の代表としてどうしても見過ごせない疑念をぶつけることができて大変スカっとしました。他の視聴者からも反響をいただき「やってよかった!」と実感しております。

強いて言えば、翻訳配信のレシーバーを貰わなかったのでどんな回答をされたのかがその場でよくわからなかったのが心残りです・・・アーカイブ出たら見返します。

しかしParkerが心情をきちんと受け止めてくださったのはわかりました。これを励みにして、来年もSalesforce開発がんばっていきたいと思います!!

 

 

P.S. Twitterでいろいろ取り上げてもらいました